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食品衛生学ユニットは、獣医公衆衛生学教室の一つの教育ユニットとして2008年4月に誕生しました。
獣医師が 食品衛生に関わる機会は多く、獣医学の中でも重要なトピックの一つです。
食品がヒトに健康被害を加えないことや、食品としての品質を備えていることを保証することが食品衛生の目的となります。従って、ユニットの目的や研究も食品衛生を中心としたものとなっています。
ユニットは教授(臼井優)と講師(福田昭)により運営されています。
主な研究テーマは、動物由来薬剤耐性菌の研究で、これまで調査成績の少ない食品や環境(野生動物や家畜排せつ物を含む)
さらには伴侶動物の耐性菌疫学調査を実施し、生態系での薬剤耐性菌/耐性遺伝子の循環という視点で、ヒトへの伝播経路の解明に努力しています。
さらに、耐性菌の実態解明にとどまらず、耐性菌対策につながるメカニズムの解明に関しての研究も行っております。
モニタリング及び耐性菌対策について、国内外の多数の研究機関や企業と共同研究を実施しております。